April 2, 2019 / 5:42 AM / 22 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル小幅安、中銀は現状維持 NZドル下落

[シドニー/ウェリントン 2日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは小幅安。この日の豪中銀理事会は大きなサプライズがなく、米長期金利の上昇を受けて米ドルが買われている。

豪中銀の声明は中立的な内容だった。豪政府はこの日、予算案を発表する予定。予算案には優遇税制やインフラ支出が盛り込まれる予定で、今年の利下げの必要性が低下する可能性もある。

豪ドルは0.4%安の1豪ドル=0.7082米ドル。

米中の指標が予想外に底堅かったことを受けて、世界経済に対する懸念は後退。商品価格が上昇しており、豪ドルは対円と対ユーロで値上がりしている。

豪ドルは対円で1豪ドル=78.95円。ただ、年明け以降、チャート上の重要な上値抵抗圏となっている79.40/80円は下回っている。

豪中銀はこの日の理事会で政策金利を据え置いた。昨年終盤の経済指標が予想を下回ったことを受けて、今年の経済成長率が3%になるとの見通しは削除したが、労働市場は引き続き堅調との見方を改めて示した。

声明文では最後の段落にも変更が加えられ、「経済の持続的成長を支えるため、引き続き状況を監視し金融政策を設定していく」との文言が追加された。

ただ、ニュージーランド中銀とは異なり、明確な金融緩和バイアスを示すことはなかった。NZ中銀は先週、次の金利変更は利下げになる可能性が高いと表明し、市場関係者を驚かせた。

CBAのチーフエコノミスト、マイケル・ブライズ氏は「おそらく豪中銀は、金利上昇・低下のいずれの可能性もあるというシナリオをまだ維持できる」と指摘。

「予算案の発表が迫っており、他の選択肢があることも意識されている。財政政策の調整は可能で、所得税減税の可能性も高い。消費のリスクに対応する上では、所得税減税の方が良いだろう」と述べた。

予算案の詳細は0830GMT(日本時間午後5時半)に発表となる。

金利先物市場では、米中の良好な指標発表を受けて、利下げ時期の予想が8月から10月に先送りされた。10月の利下げは完全に織り込まれている。

豪政府債先物はまちまち。3年債は1ティック上昇の98.640、10年債は2ティック下落の98.1750。

NZドルは3週間ぶり安値の1NZドル=0.6771米ドル。企業信頼感の悪化を背景に利下げ観測が強まっている。

調査では業況全般が悪化すると回答した企業の割合が差し引きで29%となった。2018年第4・四半期は17%だった。

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