March 5, 2019 / 5:11 AM / 18 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル、GDP統計控え伸び悩む

[シドニー 5日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪中銀が国内経済の先行きに対する明るい見方を維持したことを受けて、豪ドルが安値から戻したが、同国では弱い経済指標が相次いでおり、市場ではいずれ利下げが必要になるとの見方が根強い。

豪ドルは、財新/マークイットが5日発表した2月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は51.1と、前月の53.6から大幅低下したことを受けて、値下がりしていた。

豪ドルは0.25%安の1豪ドル=0.7075米ドル。チャート上の重要な下値支持線である0.7054米ドル付近で反発した。0.7120米ドル付近が引き続き強固な上値抵抗線となっている。

ニュージーランド(NZ)ドルは一時0.4%安の1NZドル=0.6791米ドル。米中貿易協議の進展具合を巡る思惑などが背景。

投機筋は、6日発表の豪国内総生産(GDP)統計が予想以上に弱い内容になるとの見方から豪ドルを売っている。

アナリスト予想は0.3%増だが、下振れリスクがある。5日発表の指標によると、政府支出の寄与度がプラス、純輸出の寄与度はマイナスとなる見通しで、GDPを巡る先行き不透明感は根強い。

豪中銀はこの日の理事会で政策金利の据え置きを決定。景気の鈍化を認めたものの、先行きに対する明るい見方は維持した。

中銀のロウ総裁は「豪経済は今年3%前後成長するというのが依然として基本シナリオだ」と表明した。

ただ、投資家の間では懐疑的な見方が根強く、先物市場は約86%の確率で年内の25ベーシスポイント(bp)利下げを織り込んでいる。

ロウ総裁は6日、住宅と国内経済について講演する予定で、政策についてさらなる詳細を明らかにする可能性がある。金利を変更する強い根拠はないとの認識を改めて示す可能性もある。

ウエストパックの金融市場戦略トップ、ロバート・レニー氏は「GDP成長率3%、失業率4.75%というお馴染みの予測は、目先、利下げが議題にならないことを示唆している」と指摘。

「豪ドルは公正価値モデルのレンジの下半分で推移している。中間値は0.73米ドル付近、レンジはおおよそ0.70-0.76米ドルだ」とし「商品価格の動向が下支え要因となり、上昇するはずだ。短期的には0.7050/60米ドル付近では引き続き買いが入るだろう」と述べた。

豪債先物は小幅高。3年債は2ティック上昇の98.320、10年債は3.5ティック上昇の97.8400。

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