February 3, 2020 / 4:00 AM / 21 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル、10年ぶり安値に迫る 利下げ観測で

[シドニー 3日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルが10年ぶりの安値水準に接近している。3年物の豪国債利回りは過去最低に落ち込んだ。新型肺炎による経済への打撃が懸念される中、少なくとも1回は利下げが必要になるとの見方が広がっている。

豪ドルは直近では1豪ドル=0.6689米ドル。一時は0.6683米ドルまで下落した。先週は2%下げ、昨年10月安値の0.6670米ドルを試した。この水準を割り込めば、2009年初め以来の安値が視野に入る。

ニュージーランド(NZ)ドルも軟調に推移しており、直近では1NZドル=0.6459米ドル。先週は2.1%下落し、2カ月ぶりの安値を付けた。

市場では、新型肺炎の感染拡大を受けた中国人観光客の減少や、鉄鉱石や石炭など主要コモディティーの需要減退が懸念され、両通貨の売りにつながっている。投資家の間では、経済成長を維持するために世界の中央銀行は政策緩和が必要になる、との観測が強まっている。

CBAのチーフ為替ストラテジスト、リチャード・グレース氏は「森林火災とコロナウイルスの影響が大きくなる中、(豪中銀の)利下げを織り込む動きが広がっている」と指摘。「当社は4月までは利下げを予想していないが、利下げが今週実施される可能性は排除できない。豪中銀は金融政策声明でウイルスについて言及するだろう」と述べた。

現物の3年物豪国債利回りは過去最低の0.553%。先物3年物は5ティック高の99.435と、過去最高に迫っており、10年物は4ティック高の99.0750。

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