August 27, 2019 / 6:15 AM / in 24 days

シドニー外為・債券市場=豪・NZドル持ち直し、貿易摩擦巡る懸念後退で

[シドニー 27日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが前日の安値から持ち直した。米中貿易摩擦を巡って揺れ動く投資家心理の影響を受けている。

豪ドルは前日、貿易摩擦を巡る懸念が強まった局面で一時0.6690米ドルまで下落したが、この日は0.6760米ドルに値を戻した。

豪ドルは安全通貨の円に対しても71.45円と、前日に付けた約10年ぶり安値の69.93円から大きく回復した。

NZドルは前日に一時、4年ぶり安値となる0.6342米ドルを付けたが、この日は0.6370米ドルとなっている。

豪ドルとNZドルは、中国人民銀行(中央銀行)がこの日の対ドル基準値を市場の予想より元高に設定したことが支援材料になっている。

トランプ米大統領が26日、中国との通商協議を再開する方針を表明し、合意に期待感を示したことを受け、金融市場はオーバーナイトで落ち着きを取り戻した。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の経済担当ディレクターは「米中摩擦がこれ以上激化する可能性が低いことや、トランプ大統領が株価(下落)に敏感であることを示すものとして市場はこのニュースに飛びついた」と述べた。ただ「中国が面目を失わずに譲歩できる余地は小さく、早期合意の可能性は低い」とも指摘した。

豪中銀は、貿易を巡る不透明感が企業の信頼感や投資意欲を圧迫していると繰り返し警鐘を鳴らし、必要に応じて追加利下げの用意があると表明している。

こうした中、デベル中銀副総裁は27日、豪政策金利の下限は0─0.5%付近である可能性が高いとの見方を示した。また、豪経常赤字の対国内総生産(GDP)比率は2000年初め以来の低水準だとし、このため豪経済は外的ショックの影響を受けにくくなっていると指摘した。

豪3年債利回りは0.698%。前日は0.617%まで低下し、過去最低を更新していた。10年債先物価格は3.5ティック安の99.0750。

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