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シドニー外為・債券市場=NZドル上昇、企業信頼感統計で利上げ観測

[シドニー 6日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、ニュージーランド(NZ)ドルが上昇。企業信頼感や物価圧力の上昇を受けて、早ければ今年11月にも利上げがあるとの見方が浮上し、債券が売られている。

NZドルは0.7%高の1NZドル=0.7076米ドル。

民間シンクタンクのニュージーランド経済研究所(NZIER)が6日発表した四半期調査によると、第2・四半期の企業信頼感は大幅に改善。需要が予想以上に増加しており、労働力不足とサプライチェーン(供給網)の問題が、インフレ高進の可能性を示していると指摘した。

これを受けて、NZ中銀の利上げ時期が、現在予想されている来年第3・四半期から大幅に前倒しされるのとの観測が浮上した。

ASBのチーフエコノミスト、ニック・タフレー氏はリポートで「NZIERの調査でインフレと需要の指標が非常に力強く、NZ中銀があまり長い期間待てないことが、ますます明らかになった」とし「2021年11月の利上げ開始を予想している」と述べた。

市場が予想する今後6カ月間の25ベーシスポイント(bp)利上げの確率は直ちに上昇。2年債利回りは10bp近く上昇し、今年最高の0.64%となった。

豪ドルは0.3%高の1豪ドル=0.7556米ドル。市場関係者は、世界的なインフレに対する懸念を踏まえ、この日の豪中銀理事会でタカ派的なスタンスが示されるかに注目している。

アナリストは、中銀が3年債利回り目標の対象を2024年4月償還債までにとどめ、24年11月償還債まで延ばさないと予想。ただ、何らかの形の追加の債券購入プログラムが発表されるとみている。

市場は3年債利回り目標の延長見送りをすでに織り込んでおり、3年債先物は9月限が99.535。6月限終値は99.846だった。

豪中銀は、利上げは2024年以降になると表明しているが、市場は2022年終盤の利上げリスクも織り込んでいる。声明から2024年との文言が削除されれば、早期利上げを認めたと受け止められるとみられる。

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