October 16, 2018 / 3:57 AM / a month ago

シドニー外為・債券市場=NZドル上昇、第3四半期CPIが予想上回る伸び

[シドニー 16日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、ニュージーランド(NZ)ドルが対米ドルで上昇した。この日発表されたNZの第3・四半期の消費者物価指数(CPI)の伸びがエコノミスト予想を上回り、わずかだった利下げの可能性が低下。債券利回りを押し上げた。

NZドルは0.4%高の1NZドル=0.6575米ドルと、2年8カ月ぶり安値の0.6424米ドル近辺から上昇した水準にある。

第3・四半期のCPIは前年比1.9%上昇し、第2・四半期の同1.5%上昇から伸びが加速。ロイターのエコノミスト予想中央値(同1.7%上昇)を上回り、NZ準備銀行(中央銀行)の目標レンジ中央値である2.0%に近づいた。

ただ、中銀がより注目するコアインフレ率は1.7%にとどまり、金融引き締めを急ぐ必要もないことが示唆された。

キーウィ銀行の首席エコノミスト、ジャーロッド・カー氏は「中銀は少なくとも現時点で、最近のインフレ圧力増加の大半は目を通すことが可能な原価上昇が要因になっていると、まだ主張することができる」とコメント。「中銀は最終的には、現在示唆されているより早期に段階的な利上げを始めることを強いられるだろう」との見方を示した。

一方、オーストラリアドルはNZドルに小幅ながらつれ高となり、1豪ドル=0.7137米ドルで推移。ただ、0.7150米ドル近辺にある抵抗線は固いもようだ。

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が公表した10月理事会の議事要旨では、次の金利変更は、下向きよりも上向きの可能性が高いと指摘された。ただ、インフレ率と賃金が引き続き抑制されていることから、目先、金利を変更する強い根拠はないという。

キャピタル・エコノミクスの首席エコノミスト、ポール・デールズ氏は「融資基準の厳格化を一因とする住宅市場や消費の伸び鈍化は、間近に迫っている」との見方を示し、「RBAによる利上げを当社が2020年後半まで想定していない理由を説明するのに、それが非常に役立つ」と述べた。

豪国債先物は下落。3年物が2ティック安の97.870、10年物は3ティック安の97.2650。

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