October 16, 2019 / 3:36 AM / in a month

シドニー外為・債券市場=NZドル軟調、中銀当局者の発言受け 豪ドルも軟調

[シドニー 16日 ロイター] - オセアニア外国為替市場のニュージーランド(NZ)ドルは小幅下落。国内インフレ統計は予想をやや上回ったが、中銀当局者のハト派的なコメントが材料視されている。

豪ドルも小幅安。英国の欧州連合(EU)離脱で合意が近いとの観測が浮上していることが一因。ポンドは対豪ドルで2016年半ば以来の高値となる1ポンド=1.8946豪ドルに上昇。5日間で5%近く値上がりしている。

豪ドルは対米ドルでは0.2%安の1豪ドル=0.6737米ドル。先週の高値0.6810米ドルから一段と値下がりしている。

NZドルは対米ドルで1NZドル=0.6280米ドルに下落。最近の高値0.6317米ドルから下落している。

NZドルはインフレ統計を受けて一時上昇していた。第3・四半期のNZの消費者物価指数(CPI)は前期比0.7%上昇と、予想の0.6%上昇をやや上回った。前年比では1.5%上昇、中銀の予測は1.3%だった。

ただ、ニュージーランド中銀のバスカンド副総裁は、景気下支えのため追加利下げが必要になるかもしれないと発言。国債買い入れなど非伝統的な緩和措置を導入する可能性を改めて示唆した。

キウィバンクのチーフエコノミスト、ジャロッド・カー氏は「中銀にとってはインフレ率の見通しのほうが重要だ。フォワード指標は弱めになっている」とし「企業は需要低迷を報告しており、インフレ期待は低下している。コアインフレ率は小幅に鈍化している」と指摘した。

同氏は「中銀は11月に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ0.75%とするだろう。最終的には来年初めに政策金利を0.50%に引き下げるとみられる」との見方を示した。

市場は、次回11月の政策決定会合で利下げが決まる確率を約93%と予想している。

豪中銀についても、数カ月以内の追加利下げが予想されている。17日発表の9月の豪雇用統計が利下げのタイミングに影響するとみられている。

就業者数の市場予想は1万5000人増だが、失業率は1年ぶり高水準の5.3%で高止まりする見通し。中銀の目標である4.5%を大幅に上回るとみられている。

17日午前には、豪中銀のデベル副総裁が経済と住宅市場について講演する。

豪政府債先物は小幅安。3年物は1ティック安の99.320、10年物は2.5ティック安の98.9600。

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