[22日 ロイター] - 豪 日本時間12時1 前日比 % 始値 分 S&P/ASX200指数<.AX 5,863.500 - 26.900 - 0.46 5,890.400 JO> 前営業日終値 5,890.400 22日午前のシドニー株式市場は、薄商いの中で反落した。鉱業大手BHPグループ は、2018年10─12月期の鉄鉱石生産減少が嫌気され、株価が下落。全体の重しと なった。 S&P/ASX200指数 は0103GMT(現地時間午後0時3分、日本 時間午前10時3分)に16.3ポイント(0.3%)安の5874.1。前日は0.2 %高だった。 アルゴノート(パース)の株式営業担当ディレクター、ダミアン・ルーニー氏は、中 国の経済統計で裏付けられた米中貿易摩擦の悪影響に、国際通貨基金(IMF)の世界成 長見通し下方修正が加わり、弱地合いをさらに押し下げた。 BHPは一時1.3%安となった後、下げ幅を縮小した。10─12月期の 鉄鉱石生産量は前年同期比9%減。また、銅・鉄鉱石事業の生産障害により上期に6億ド ルのマイナスの影響が生じると警告したことが嫌気された。 同業のリオ・ティントは0.4%安、フォーテスキュー・メタルズ・グルー プは0.9%安。 金融株指数は1%安。コモンウェルス銀行(CBA)は1.3%下 落した。四大銀行のその他3行は1.1─1.4%安。 消費財関連株も下げている。ウールワース・グループは0.4%安、A2ミ ルクは0.8%安。 一方、エネルギー株指数は、原油価格の上昇を背景に0.5%上げた。セク ターの主力銘柄であるウッドサイド・ペトロリアムは0.5%高。サントス<STO .AX>は一時1.2%高まで上昇し、6営業日続伸の見込み。 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)