[7日 ロイター] - 豪 日本時間11時17 前日比 % 始値 分 S&P/ASX200指数<.AX 6,096.600 + 70.500 + 1.17 6,026.100 JO> 前営業日終値 6,026.100 7日午前のシドニー株式市場の株価は大幅続伸。オーストラリア準備銀行(RBA、 中央銀行)が利下げの可能性を示唆したことを受け、豪ドルが下落し、コモディティー( 商品)やヘルスケアなど輸出主導型の株が買われた。 S&P/ASX200指数 は0024GMT(日本時間午前9時24分)時 点で、前日終値比54.70ポイント(0.91%)高の6080.80。前日は0.3 %高だった。 RBAのロウ総裁は6日、経済リスク拡大の兆しを受け、利下げの可能性を示唆。こ れを受け、豪ドルが下落した。 アルゴノートの株式販売部門のディレクター、ダミアン・ルーニー氏は「豪ドルが著 しく軟化しており、これは輸出企業、特にヘルスケアやコモディティー分野の企業にとっ て素晴らしいニュースだ」と述べた。 金属・鉱業株指数は1.5%高で、一時2012年2月以来の高値水準となった。上 昇は3日連続。 BHPグループは0.6%高、リオ・ティントは2%超の上昇。 エネルギー株は1%超の上昇で4日続伸。6日の原油相場は、米国の需要増 の兆候や世界的な供給ひっ迫を背景に上昇した。 ヘルスケア株も豪ドル安を受け上昇。CSLは0.6%高、病院経 営大手ラムゼイ・ヘルス・ケアは約1%高。 金融株は1%超上昇。4大銀行は全て値を上げ、ウエストパック銀行<WBC.AX >が約1.5%高と上昇をけん引した。 最大手のコモンウエルス銀行(CBA)は6日発表の決算内容が振るわなか ったことで金融セクターの重しとなったが、反発し一時1.6%高となった。 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)