[16日 ロイター] - 豪 終値 前日比 % 始値 高値 安値 S&P/ASX200 5,841.300 + 12.200 + 0.21 5,829.10 5,867.600 5,829.100 指数 前営業日終値 5,829.100 シドニー株式市場は続伸して引けたが、上げ幅を縮小する展開だった。鉱業株の上昇 を、コモンウェルス銀行(CBA)の下落が相殺する形となった。 S&P/ASX200指数は、前週末(13日)終値比12.2ポイント(0.2% )高の5841.3で引けた。先週末に米国主導で実施されたシリア攻撃の影響は限定的 との見方から、投資家の間に安心感が広がり、一時は0.7%上昇した。 英豪系資源大手BHPビリトンは0.8%上昇し、終値ベースで3月1日以 来の高値で終了。S&P/ASX200指数を最も押し上げた。 資源大手サウス32は3.2%上昇。アルミナ生産大手のアルミナ・リミテ ッドは2.7%上昇し、終値ベースで7年ぶりの高値。 上海市場のアルミ相場は2カ月ぶり高値。英豪系資源大手リオ・ティントが 、合弁先のロシアのアルミ大手ルサールに対する米国の制裁を受けて、一部顧客との契約 で不可抗力条項を発動する方針を表明したことが背景。 CBAは一時0.5%上昇した後で値を消し、0.7%安で引けた。豪金融 業界をめぐる政府の特別調査委員会が開いた公聴会では、4大銀行とAMPが顧 客への不適当な助言への補償として、過去10年間で数億ドルを支払ったことが明らかに なった。 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)