[23日 ロイター] - 豪 終値 前日比 % 始値 高値 安値 S&P/ASX200 5,893.962 - 13.027 - 0.22 5,907.00 5,925.300 5,892.300 指数 前営業日終値 5,906.988 週明け23日のシドニー株式市場の株価は9営業日ぶりに反落した。不動産株が重し となったほか、金融株が序盤の上昇分を削った。 S&P/ASX200指数は一時0.3%高となったが、前週末終値比13 .027ポイント(0.22%)安の5893.962で引けた。前週末20日は0.2 %高で、2015年1月以来の8日続伸だった。 IGマーケッツのディーラー、クリス・ウェストン氏は「きょうの動きは利食いに過 ぎず、リスク選好意欲は依然として出やすい状況にある」と指摘した。 前週末20日の米国株は、米上院が予算決議案を可決したことでトランプ政権の目指 す税制改革が前進するとの期待から過去最高値を更新。これを受け、23日序盤のシドニ ー市場は、堅調な金融株に支えられて上伸した。 一方、不動産株が下げを主導。S&P/ASX200指数の下落分の4分の1以上を 占めた。大手グッドマン・グループが2.3%安と2週間以上ぶりの安値を付け たほか、ショッピングセンター運営大手のウエストフィールド・コーポレーション<WFD.A X>は1.9%安だった。 金融株指数は前週末まで8日続伸し、この日も一時0.4%高となったが、 反落して引けた。四大銀行は0.1─0.5%安。 素材株ではBHPビリトンが0.7%安、サウス32は0.8%安 。 金鉱株は引き続き下落要因。エボリューション・マイニングは1.7%安。 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)