January 22, 2019 / 2:37 PM / a month ago

スイス中銀、フラン高抑制にマイナス金利・市場介入なお必要=メクラー理事

[チューリヒ 22日 ロイター] - スイス国立銀行(SNB、中央銀行)のメクラー理事は22日、スイスフラン相場の上昇を抑制するために、マイナス金利政策を維持すると同時に、中銀が外国為替相場に介入する用意を示すことがなお必要との認識を示した。

メクラー理事はチューリヒで行われたイベントで、「スイス中銀の責務はスイスフランの防衛ではなく、物価安定だ」とし、「スイスは小さく、かつ開放的な国で、このことは外為相場がスイスの金融情勢に重要で、物価と連動することを意味している」と指摘。

その上で、「スイスフラン相場が強過ぎれば、インフレはマイナス圏に陥る」と警告。インフレ率は「現在はプラス圏で推移しているが、なお低水準にある」との認識を示した。

同理事はこのほか、英国の欧州連合(EU)離脱や通商紛争などを挙げ、リスクは増大しているとの認識を表明。スイス経済については、今年は減速する可能性があるとしながらも、リセッション(景気後退)には陥らないとの見方を示した。

スイス中銀のジョルダン総裁、およびツアブリュック副総裁もこのほど、政治リスクが高まり外為市場が脆弱となる中、スイス中銀の超緩和的な金融政策は引き続き適切であるとの考えを示している。

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