November 4, 2019 / 3:32 PM / a month ago

ノルウェー中銀、政策金利維持へ 通貨クローネ安にも関わらず=総裁

[オスロ 4日 ロイター] - ノルウェーの通貨クローネが予想外の安値になったが、ノルウェー中央銀行のオルセン総裁は4日、物価上昇のリスクが高まらない限り、金融政策を変更しないと述べた。

クローネは先週、史上最安値となる1ユーロ=10.31クローネをつけた。6月以降、主要貿易相手の通貨バスケットに対し、8%下落した。

オルセン氏は、中銀主催の企業経営者らとの会合で「クローネは驚くべき安値になった」と語った上で、「説明するのは難しいが、スイスフランや米ドルがより安全資産とみなされたのだろう」と指摘した。

オルセン氏は、中銀がしばらく政策金利を1.5%で維持し、物価上昇見通しが変わった時のみ政策変更するとの考えを示した。

中銀は9月、最近12カ月で4回目となる利上げを行ったが、世界経済が減速する中で、その後は政策金利を据え置く方針を示している。

オルセン氏は「中銀の経済見通しによれば、政策金利はしばらく据え置かれるだろう」と述べた。参加者の質問に対し、通貨安自体が政策変更の理由にならないとの考えを示した。

また「通貨がさらに安くなれば、物価に影響するだろう。物価上昇スパイラルになれば、中銀が行動する必要性が出てくる。しかし、われわれはその時まで、じっとしていなければならない」と述べた。

同氏は、石油や天然ガスの輸出に依存したノルウェー経済が、世界が再生可能エネルギーを採用する中で、困難な移行期に直面しているとの一部投資家の観測が通貨安の理由の一つだとの見方を示した。

同氏はロイター通信に対し「通貨安は物価に影響するだろうが、今後の政策決定に当たって重要なのは、これが一時的なのか、賃金に波及するかということだ」と話した。

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