September 20, 2019 / 8:10 PM / a month ago

ブレント、週間で6.7%上昇 サウジ攻撃受け地政学リスク織り込み

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 20日の米国時間の原油先物は、米中貿易戦争を巡る懸念が再燃したことでやや下落した。ただ14日に発生したサウジアラビアの石油施設に対する攻撃を受け、北海ブレント先物の週間ベースでの上昇率は1月以来最大となった。

米中通商問題を巡ってはトランプ米大統領がこの日、中国との「全面的な」通商合意を望んでおり、中国による米農産品購入だけでは不十分と言明。このほか、米モンタナ州の農業団体が、中国の代表団が来週予定していた同州の農家への視察を中止したとロイターに対し明らかにした。

北海ブレントの清算値は0.12ドル安の1バレル=64.28ドル、米WTIは0.04ドル安の58.09ドル。

ただ週間ベースでは北海ブレント先物は6.7%上昇、米WTIは5.9%上昇。週間としての上昇率は北海ブレント先物が1月以来、米WTIが6月以来の大きさとなった。

14日に発生したサウジアラムコの石油施設に対する攻撃を受け、原油先物は16日の取引で約20%急騰。その後、サウジが月末までに生産は復旧すると明らかにしたことを受け、上昇の大部分は解消した。ただ、米国とサウジが攻撃の背後にイランがいたと指摘していることで、原油価格は中東地域における地政学リスクを織り込んだ水準となっている。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「油田の安全を確保できると市場を納得させられるかが焦点となっている」と述べた。

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