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ホットストック:アップル関連はさえない、一部部門の採用・支出減速との報道が重し

[東京 19日 ロイター] - 村田製作所や太陽誘電といった、米アップル関連と目される銘柄がさえない値動きとなっている。アップルが景気低迷の可能性に備え、一部の部門で来年の採用や支出を減速させる計画と報じられ、株価の重しになっている。

市場では「単純な水準感からは割安感があるが、業績未達リスクをあらためて警戒する動きが先行したようだ」(東洋証券の安田秀樹シニアアナリスト)との声が聞かれた。関連銘柄群はもともと「半導体需給が緩和するとの見方や、米利上げで比較的高額のアップル製品の販売が落ち込むとの見方もあり、ある程度、織り込みが進んでいた」(安田氏)とみられている。

ブルームバーグが、アップルの一部部門での採用・支出減速を報じた。全ての部門が対象ではなく、2023年には同社にとって15年以来の新たな主要製品カテゴリーとなる複合現実(MR)のヘッドセットを含め、積極的なペースでの新製品発売を依然計画しているという。

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