[東京 20日 ロイター] - 米アップル関連株が軟調。ゴールドマン・サックスが17日に投資判断を「セル」に引き下げたことなどが嫌気されている。アルプスアルパイン、TDK、太陽誘電などが安い。
ゴールドマンは、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置が響き、iPhone出荷が第3・四半期に36%落ち込むと予想。さらに、iPhoneの平均販売価格が景気後退期に下落する公算が大きく、価格への下押し圧力は当面継続するとの見通しを示した。
市場からは「日本でも携帯キャリア大手3社が第2世代の『iPhone SE』の発売を大型連休明けに延期した。販売面であまりいい話はなく、電子部品メーカーへの悪影響も連想される」(国内証券)との声が出ていた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」