[東京 15日 ロイター] - ウエスコホールディングスは買い気配。12日、2019年8月─20年4月期の連結営業利益が前年同期比54.2%増の13億5500万円だったと発表、足元の好業績が好感されている。主力の総合建設コンサルタント事業の環境は、国土強靭化に基づく整備のための補正予算の成立などにより堅調。現時点で、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う事業への影響は軽微としている。
20年7月期の連結営業利益予想は前年比7.5%増の8億円で修正せず。スポーツ施設運営事業・水族館運営事業において、部分的に施設の営業の自粛や営業時間の短縮などを行っており、今後の経過によっては業績に影響を及ぼす可能性があるという。
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