[東京 26日 ロイター] - サイバーエージェントが反落した後、プラス圏に浮上している。一時2%超安となったが徐々に下げ幅を縮小し、足元では0.2%高となっている。市場では「ゲーム事業やメディア事業など決算はあまり良くなかったが、(株価が)下がる場面では押し目買い意欲も強い」(国内証券)との声が聞かれた。
同社は25日、2022年10―12月期の連結業績で、純損益が50億円の赤字だったと発表した。23年9月期の連結業績見通しは従来予想を据え置いた。
市場では米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止の可能性も意識されており「特にグロース(成長)株はリバウンドの思惑もあるようだ」(同)という。
同社によると、インターネットTV「ABEMA」は22年のワールドカップ(W杯)の配信などで営業損益が93億円の赤字となった。
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