[東京 18日 ロイター] - ステラケミファが3月6日に付けた年初来高値3430円を更新した。日韓関係の悪化で韓国向けの製品輸出に対する不安が大きい銘柄だったが、液体フッ化水素の輸出が許可されたと報じられ、これが好感されている。
韓国の聯合ニュースは16日、日本政府が韓国への輸出規制を強化した半導体材料3品目のうち、液体のフッ化水素の輸出を許可したと報じた。これまで気体のフッ化水素の許可は確認されていたが、液体は初めてという。
報道によると、フッ素化合物大手のステラケミファが申請していた。半導体大手のサムスン電子とSKハイニックス向けという。