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ソフトバンクG株が一時7%超安、業績悪化を嫌気

 2月8日の株式市場でソフトバンクグループが大幅安となっている。写真は同社のロゴ。都内で2017年7月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

[東京 8日 ロイター] - 8日の株式市場でソフトバンクグループが大幅安となっている。業績悪化が嫌気されて一時7%超下落し、1銘柄で日経平均を80円程度押し下げている。市場では「世界的にグロース市場が軟調だった中で、投資家もある程度悪い数字が出ることは織り込んでいた。ただ、実際に出てきた数字は、投資家の不安をあおるには十分すぎる内容だった」(国内証券のストラテジスト)との声が出ている。

同社が7日に発表した2022年10─12月期連結決算(国際会計基準)は、投資損失が響き、最終損益が7834億円の赤字となった。3兆0336億円の黒字だった7─9月期から、2四半期ぶりに赤字転落した。

ビジョン・ファンドが苦戦し、投資損失は7303億円(前四半期は1兆3784億円の損失)となった。投資損失は4期連続で、4―12月期に計上した損失額は5兆円を超えた。

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