[東京 4日 ロイター] - ニトリホールディングスは買い気配。3日発表した2019年3─5月期連結決算(日本基準)は売上高が前年比6.1%増の1673億円、営業利益が同横ばいの304億円だった。人手不足や賃金上昇に起因する物流費の上昇が利益を圧迫したものの、ウェブ媒体への転換を進めた広告費が減少したことで「概ね計画通りの実績となった」という。
20年2月期予想は据え置いた。売上高は前年比5.7%増の6430億円、営業利益は同3.2%増の1040億円と、33期連続の増収増益を見込んでいる。会社の営業利益予想はリフィニティブがまとめたアナリスト13人の予測平均値1073億円をやや下回っている。
野村証券は3日付レポートで、会社よりもやや強気の予想を継続。目標株価を従来の1万9500円から2万0000円へ微調整するとした。