[東京 28日 ロイター] - 三菱電機が軟化している。立ち会い中に発表した第1・四半期の営業利益が大幅減益となったことを受け、売りを誘った。
同社が28日発表した2023年3月期第1四半期(4─6月)決算は、営業利益が339億6500万円(前年同期比59.0%減)と大幅減益を余儀なくされた。会社側によると、円安は好影響だが、原料価格上昇をカバーできず、半導体不足による操業度低下も加わり、原価率が悪化したという。中国の上海におけるロックダウンの影響もあったとしている。
なお、23年3月期の営業利益見通し2700億円(前年比7.1%増)については据え置いた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」