[東京 22日 ロイター] - 保険株が下げている。東京海上ホールディングスは3.7%安となり東証1部の値下がり率上位に入っているほか、SOMPOホールディングスは0.6%安となっている。
前週末19日の米株市場では、米連邦準備理事会(FRB)が大手行を対象にした自己資本規制である補完的レバレッジ比率(SLR)に関する緩和措置を延長せず、期限の3月末で終了すると発表したことを受け、金融セクターが軟調に推移。
日本株市場でもこの流れを引き継ぎ、保険業が軟調な動きとなっている。市場からは「運用環境の先行きが悪化するのではないかとの懸念から保険株が売られているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。
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