[東京 30日 ロイター] - 大成建設、大林組、清水建設、鹿島など大手建設株がしっかりとした値動きとなっている。自民党総裁選が終了し、市場の関心は岸田新政権による経済対策に移っており「災害対策などは重要な政策テーマとして継続される期待がある」(国内証券)との声が聞かれ、出遅れ感も手伝って物色された。
物色面では、リオープン(経済再開)関連のほか、グロース株の低調からディフェンシブ銘柄に流れが向かい、さらには大型経済対策への期待から内需関連株全般に関心が向くとの見方も出ている。
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