[東京 15日 ロイター] - 大成建設、大林組、清水建設、鹿島など大手建設株が総じてしっかり。前日も相場全体がさえない中で建設株の値動きの良さが目を引いたが、総選挙を見越して大型経済対策が打ち出されるとの思惑が買いを誘っているとの見方が出ていた。
市場では「コロナ禍に対する政権への批判が高まる中、秋には必ず行われる総選挙を踏まえれば、与党が大型の経済対策を打ち出す可能性が高い。そこでは熱海市の土石流災害から、国土強靭化に関わる施策が考えられ、建設株に目が向き始めた」(国内証券)という。
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