[東京 9日 ロイター] -
太陽誘電がさえない。同社は8日、21年3月期の連結営業利益予想を前年比2.2%増の380億円に上方修正したと発表し、コンセンサス予想を上回りながら、株価に織り込んでいたとみられ、材料出尽くし感から利益確定売りを誘っている。株価は直近の半年で約2倍の上昇となっていた。
新型コロナウイルス感染症の影響による不透明さは依然として残るものの、中期的には電子部品の需要が増えていくというトレンドに大きな変化はないと想定している。
IBESがまとめたアナリスト21人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結営業利益の平均値は370億円。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」