[東京 2日 ロイター] - 小野測器は後場急伸、一時ストップ高となった。ランチタイム中「新型容積式流量検出器FPシリーズ」を開発したと発表したことが材料視されている。カーボンニュートラルな世界の実現に向け、高度化・多様化する流量計測の要求が高まる中、高分解能・高応答な計測が可能で、化石燃料では不要だった耐腐食性能が求められるアルコール混合燃料にも対応する。
市場では「微小な燃焼の流量の変化を検出できる技術は、今まさに必要とされている。ただ、小野測器は小型で浮動株比率が低い銘柄。値が飛びやすいが、急落リスクもあるため気を付ける必要がある」(国内証券)との声が聞かれる。
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