[東京 25日 ロイター] - 日本電波工業が大幅に続伸している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を引き上げ、手掛かりになった。株価は一時13%超高となった。東証プライム市場の値上がり率トップとなっている。
三菱UFJMSは24日付レポートで、目標株価を従来の2200円から2400円に引き上げた。内野晃彦シニアアナリストは「円安に加え、足元の業績動向を考慮する」と指摘。車載向け需要の拡大や、スマートフォン向けはフォトリソグラフィー製品の拡大が始まると指摘している。
事業構造改革の期間が終了し、今後は成長戦略に視点が移るとし「オーバーウエート」を継続している。
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