[東京 26日 ロイター] - 日本電産は続伸し、昨年来高値を更新した。25日、21年3月期の連結営業利益(国際会計基準)予想を前年比42.8%増の1550億円に上方修正したと発表したことが好感されている。
4―12月期は、新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要や、省エネ化の流れを受けて高付加価値製品の販売が伸びたほか、原価改善・固定費適正化の取り組みも利益に寄与した。
市場からは同社の株価に注目する声が多く聞かれ、「日本電産のみならず、電子部品関連銘柄などにも買いが広がるかどうか、マーケットの関心が集まる」(国内運用会社)との見方も出ていた。
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