[東京 25日 ロイター] - 日産自動車がしっかり。仏自動車大手ルノーは24日、カルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)の後任として、仏タイヤメーカー、ミシュランCEOのジャンドミニク・スナール氏(65)を新会長に、ティエリー・ボロレ暫定副CEOを新CEOに指名した。
日産の西川廣人社長は同日夜、ルノーの新体制決定を受けて本社で会見し、ルノー新会長に決まったスナール氏を日産の取締役として迎え入れる意向を明らかにした。翌25日に日産はルノーの新体制について、全面的に支持するとのコメントを発表している。
欧州市場でルノー株は上昇。昨年11月のゴーン氏逮捕を受けた混乱が収束に向かうとの期待から、日産株に買い戻しが入っている。