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ホットストック:村田製作所など電子部品が軟調、アップル株の大幅安を嫌気

[東京 4日 ロイター] - 村田製作所など米アップル関連と目される銘柄群が軟調となっている。米国市場で年明け初日の取引となる3日、アップル株が4%超下落し、約1年半ぶりの安値を更新しており、嫌気する動きが先行した。時価総額は2021年3月以降で初めて2兆ドルを割り込んだ。

4日の東京市場で村田製作所の株価は一時2.2%安に下落し、昨年来安値を更新した。TDKは3.1%安、太陽誘電は2.4%安に、それぞれ一時下落した。市場では「アップル関連報道に加え、米ハイテク株安でグロース株の弱い地合いでもある。円高も重しになった」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。

投資家は世界経済の減速と高インフレがアップル製品への需要に打撃を与えていると懸念。アップルの10─12月期売上高のアナリスト予想平均は1%減となっており、2019年1─3月期以来の初の四半期減収になる可能性がある。複数のサプライヤーに一部製品の部品生産を減らすことを通知したと一部で報じられたことも材料視された。

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