[東京 10日 ロイター] -
東京製綱がしっかり。日本製鉄による株式公開買い付け(TOB)が成立したことを受け、今後の事業展開に対する期待感が生じている。
日本製鉄は9日、東京製綱に対するTOBが成立したと発表した。東京製綱の経営陣はTOBに反対意見を表明していた。日本製鉄は、東京製綱の経営や統治体制を再構築するため、新たに社内から取締役を選任することなどを現経営陣と協議するとしている。
TOBは1月22日から3月8日まで実施。予定していた買付上限162万5500株を超える214万2516株の応募があった。
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