[東京 8日 ロイター] - J.フロント リテイリング、三越伊勢丹ホールディングス、高島屋、エイチ・ツー・オー リテイリングなどの百貨店株は軒並み軟調。国内での新型コロナウイルスの感染者の増加を受け、政府が東京都に特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を適用する方針を固めたと報じられたことなどが嫌気されている。
市場では「新型コロナウイルスの感染再拡大が再び株式市場の重しとなっており、対面ビジネスを行うセクターは売られる展開となっている。今後は非対面型のEC(電子商取引)需要を取り込むことができるかによって、明暗が分かれるだろう」(国内証券)との声が聞かれた。
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