[東京 29日 ロイター] - 新型コロナウイルスワクチンの接種進展による経済正常化への期待で買われた銘柄群が安い。国内でのコロナ感染者数の下げ止まりが意識される中で「国内の感染拡大『第5波』への警戒感が高まっている」(国内証券)という。
ANAホールディングスなど空運業やJR東海などの陸運業、三井不動産などの不動産業のほか、外食や百貨店、レジャー関連なども売られている。
デルタ株(インドで最初に見つかった変異株)の感染が拡大している英国の旅行者の渡航制限に関する懸念から、前日の欧州市場で旅行株が売られたことも嫌気されているという。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」