[東京 23日 ロイター] - INPEXがさえない。22日の取引で原油先物が約3%下落したことを受け、売り優勢となった。ただ、売り一巡後は、相場全般が上向いていることを映し、戻り歩調となっている。
米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げが米景気後退を招くおそれがあるという懸念が、原油先物価格を圧迫する要因という。さらに、バイデン米大統領がガソリン価格の高騰を踏まえ、9月末までガソリン税を停止するよう議会に要請すると表明したことも材料視された。
清算値は北海ブレント先物が2.91ドル(2.5%)安の1バレル=111.74ドル、米WTI先物が3.33ドル(3%)安の106.19ドル。WTIは一時、5月11日以来の安値となる101.53ドルに沈んだ。
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