[東京 5日 ロイター] - INPEXが軟調に推移している。原油先物価格が今年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始前以来の安値を付けたことを受け、売り優勢となった。石油資源開発もさえない。
4日の米国時間で原油先物は下落。年後半のリセッション(景気後退)がエネルギー需要に打撃を与えると懸念されている。
清算値は、北海ブレント先物が2.66ドル(2.75%)安の1バレル=94.12ドルと2月18日以来の安値。米WTI先物は2.34ドル(2.12%)安の88.54ドルと2月2日以来の安値を付けた。
90ドルを下回ったWTI先物のチャートは下値支持線を完全に割り込み、大勢ダブルトップ天井を形成している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」