[東京 5日 ロイター] - SUMCOが買われ、一時前日比4%を超す上昇となった。2022年7─9月期の連結営業利益が前年比85.8%増の275億円になりそうだと4日に発表し、手掛かりになっている。IBESがまとめたアナリスト8人の予想平均242億円を上回った。
パソコン・スマホ市場は調整局面にあるとみるが、データセンターや自動車向け半導体需要が堅調で、ウエハーの引き合いが引き続き強いとみている。円安も利益を押し上げる。
4─6月期の連結業績は、営業利益が前年同期比112%増の263億円だった。コスト増に直面する一方、円安がプラスに作用した。1─6月期上半期累計は、前年同期比129%増の497億円だった。中間配当は1株36円とし、5月に公表した予想から2円引き上げた。
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