[東京 9日 ロイター] - 半導体素材大手のSUMCOや昭和電工が逆行高となっている。2―3割値上げと報じられ、手掛かりになっている。
9日付日本経済新聞は、SUMCOが基板材料のシリコンウエハーを2024年までに3割程度、値上げすると報じた。同業の信越化学工業も値上げするという。足元で信越化学は小安い。
同報道によると、昭和電工は回路形成などに使う高純度ガスの価格を2割引き上げたほか、住友ベークライトは半導体チップの保護に使う封止材を2割程度、値上げしたという。昭和電工、住友ベークライトは小じっかり。
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