[東京 6日 ロイター] - サイバーエージェントやハブといったサッカーワールドカップ(W杯)関連銘柄が下落している。決勝トーナメントで日本代表がクロアチアに破れ、手掛かりになった。
インターネットTV「ABEMA」で全試合を無料中継するサイバーエージェントは、前日比で3%以上売られた。市場では「W杯で視聴者が伸びていた部分も大きかったとみられ、視聴者が減った分売られるのは仕方がない」(東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト)との声が出ている。
パブ運営のハブは試合観戦に伴う集客への思惑から大会開催期間中に買われる場面もあったが、きょうは8%の大幅安となった。
一方で、「サッカーが好きな人はこれからも視聴を続けると思うので、一時的ではないか」(平川氏)と話した。
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