November 2, 2018 / 6:59 PM / 11 days ago

ユーロ圏の銀行、衝撃への耐性2年前より強化 ストレステストで判明=ECB

[フランクフルト 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は2日、欧州の銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果、マクロ経済上の衝撃に耐える力が2年前と比べて増したことが確認されたと明らかにした。

ECBは2年に1回の銀行ストレステストを欧州連合(EU)の銀行監督機関である欧州銀行監督機構(EBA)と共同で実施。ユーロ圏では33の金融機関が対象となった。

ECBによると、これらの銀行の普通株式等Teir1(CET1)比率は厳しい経済情勢のシナリオの下でも9.9%と、低下幅は3.8%ポイントにとどまり、ECBが容認する5.5%を大きく上回ることが示された。

ECB銀行監督委員会のダニエル・ヌイ委員長は声明で「今回のストレステストの結果で、対象行のマクロ経済上の衝撃に耐える力が2年前と比べて増していることが確認された」とした。

ECBは個々の銀行の結果については公表せず、合格、不合格を決める特定の基準値も設定していないと表明。ただ銀行監督上の検証・評価プロセス(SREP)の一環として個別行の資本要件を設定する際に今回得られたデータを参照するとした。

2年前のストレステストでは対象行の資本比率は8.8%に3.3%ポイント低下するとの結果が示されている。低下幅が前回よりも拡大したことについて、ECBは今回のテストは前回よりも厳しいマクロ経済シナリオの下で行われたことに加え、国際財務報告基準(IFRS)の新基準「IFRS9」が導入されたことを理由として挙げた。

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