February 26, 2018 / 3:54 PM / 6 months ago

ユーロ圏経済のスラック、想定より大きい公算=ECB総裁

[フランクフルト 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、ユーロ圏の経済成長は堅調であるものの、経済に内在するスラック(需給の緩み)は想定より大きい可能性があり、これによりインフレの上昇が遅れている可能性があるとの見方を示した。

ドラギ総裁は欧州議会の経済金融委員会で行った証言で、ユーロ圏経済は堅調に拡大しているとし、経済成長はこれまでの予想より力強くなっていると指摘。ただインフレについては、持続的に上向きに調整しているとの納得できる兆候はまだ見られていないと述べた。

そのうえで「経済のスラックの計測を巡る不透明性を踏まえると、実際のスラックは想定より大きい公算があり、これにより物価圧力の顕在化が遅れる可能性がある」とし、「労働市場では雇用は力強く伸びているにもかかわらず賃金の伸びは抑制されており、こうしたことは特に労働市場で顕著となっている」と述べた。

ただ、こうした要素は景気拡大が進むにつれ薄れていく可能性があるとも指摘。「先を見据えると、総合インフレはECBの金融政策措置が支援となり、段階的に再び上向きに調整していくと予想している」と述べた。

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