May 31, 2018 / 4:24 PM / 22 days ago

ユーロ圏金融・債券市場=イタリア債券利回り低下、かんぽ生命の買い姿勢受け

    [ロンドン 31日 ロイター] - 
 <金利・債券>                                                         
 米東部時間12時                                                         
 13分                                                     
 *先物          清算値  前日比   前営業日  コード                      
                                      終盤                
 3カ月物ユーロ  100.32   +0.01     100.31                        
 独連邦債2年物  112.19   -0.01     112.20                         
 独連邦債5年物  132.53   -0.04     132.57                         
 独連邦債10年  162.14   +0.12     162.02                         
 物                                                       
 独連邦債30年  170.76   +1.12     169.64                         
 物                                                       
 *現物利回り    現在値  前日比   前営業日  コード                      
                                      終盤                
 独連邦債2年物  -0.664  +0.026     -0.690                              
 独連邦債5年物  -0.265  +0.032     -0.297                              
 独連邦債10年   0.347  +0.011      0.336  <DE10YT=TWEB  <0#DE10YT=TWEB
 物                                         >             >
 独連邦債30年   1.047  -0.018      1.065  <DE30YT=TWEB  <0#DE30YT=TWEB
 物                                         >             >
  
    ユーロ圏金融・債券市場は、イタリアの国債利回りが2日続けて大幅低下した。日本
の大手生保がイタリア短期債について買いのスタンスであると明らかにしたことが、政局
混迷に揺れる市場の安定につながった。
    かんぽ生命の立花淳常務執行役(運用担当)はロイターの取材に対し、「3
月の総選挙前は、あまりに皆が楽観に傾いていたので慎重スタンスになった。ここからは
むしろ、短期ゾーンについては買い目線でいる」などと述べた。
    29日に約26年ぶりの大幅上昇となったイタリア2年債利回りは、再選
挙を回避してあらためて政権樹立を目指す動きが出たことなどで、この2日は幾分落ち着
いている。
    また、2つの世論調査で大部分のイタリア国民がユーロ圏残留を望んでいることが示
され、懸念が後退した。
    みずほの金利戦略責任者、ピーター・チャットウェル氏は「マクロ投資家にとっては
、ここで短期債を買うことや、ファンダメンタルの観点から市場を見て、注目されている
リスクや短期の値動きをさほど気に掛けないことは合理的だ」との見方を示した。
    イタリア2年債利回りは終盤、73ベーシスポイント(bp)下げて1.26%。
    イタリア10年債利回りは21bp下げ、2.84%。イタリアとドイ
ツの10年債利回り格差は前日終盤の293bpから250bpに縮小した
。ただ、今月の上昇幅はなお100bpを超え、2011年以来の大きさとなっている。
    IHSマークイットのデータによると、5年物クレジット・デフォルト・スワップ(
CDS)は前日終了時点から19ベーシスポイント(bp)低下し、233bpとなった
。
    SEBのカール・ハンマー氏は「イタリア危機は予想していないが、懸念がさらに増
え、状況が明らかになるまで投資家が考察する要因になるだろう」と述べた。
    ラホイ首相の不信任案可決が濃厚となったスペインでは、10年債利回りES10YT=RR
が10bp下げて1.51%。イタリア国債の反発が周辺国の債券市場を支援している
。
    ドイツ10年債利回りは1.5bp下げ、0.33%となった。
    

    
 (い)

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