June 8, 2018 / 5:20 PM / 5 months ago

ユーロ圏金融・債券市場=イタリア国債に再び売り圧力、財政懸念などで

    [ロンドン 8日 ロイター] -  
 <金利・債券>                                                         
 米東部時間12時                                                         
 47分                                                     
 *先物          清算値  前日比   前営業日  コード                      
                                      終盤                
 3カ月物ユーロ  100.32    0.00     100.32                        
 独連邦債2年物  112.04   +0.08     111.96                         
 独連邦債5年物  131.39   +0.34     131.05                         
 独連邦債10年  160.40   +0.76     159.64                         
 物                                                       
 独連邦債30年  173.46   +1.70     171.76                         
 物                                                       
 *現物利回り    現在値  前日比   前営業日  コード                      
                                      終盤                
 独連邦債2年物  -0.675  -0.049     -0.626                              
 独連邦債5年物  -0.196  -0.058     -0.138                              
 独連邦債10年   0.451  -0.048      0.499  <DE10YT=TWEB  <0#DE10YT=TWEB
 物                                         >             >
 独連邦債30年   1.136  -0.046      1.182  <DE30YT=TWEB  <0#DE30YT=TWEB
 物                                         >             >
   
    ユーロ圏金融・債券市場では、イタリアの国債利回りへの売り圧力が再び高まった。
世界的なリスク回避の動き、イタリア新政権の歳出計画への不安、欧州中央銀行(ECB
)の金融政策引き締めが背景。
    一方、ドイツ国債利回りは大幅低下。ECBが来週の理事会で債券買い入れ策を年内
に終了させるかどうか検討するとの観測から、ここ2日は売られていたが値を戻した。
    カナダでこの日開幕する主要7カ国首脳会議(G7サミット)を控えた世界的な貿易
戦争のほか、米国と欧州で来週開催される中銀の政策決定会合を巡る懸念が金融市場での
リスク回避につながった。
    ロンバー・オディエのチーフ投資ストラテジスト、サルマン・アーメド氏は「そもそ
も(イタリア市場が)落ち着いた理由が分からない」とし、「(連立政権が)どの政策も
撤回していないのは明らかだ」と懸念した。
    イタリア2年債利回りは一時31ベーシスポイント(bp)上げ、1週間
半ぶりに1.82%付近を付けた。その後、1.68%に戻した。週間の上昇幅は65b
pで、2012年以来の大きさとなる見込み。
    DZバンクのストラテジスト、ダニエル・レンツ氏は、イタリア新政権の支持率が5
8%に上るという報道も重しになったと分析。今後政策に大きな変化がないと予想される
ためだ。
    イタリア10年債利回りは12bp上げ、3.13%。ドイツ債との利
回り格差は約269bpとなり、1週間強ぶりの大きさに広がった。
    イタリア国債利回りは6週連続で上昇しており、米大統領選でトランプ氏が当選した
16年第4・四半期以来の長さとなっている。
    インテーザ・サンパオロの債券ストラテジスト、セルジオ・カパルディ氏は、新政権
の計画について「非常に野心的で、財政安定という観点からは非常に問題がある」とし、
イタリアの見通しに関する幅広い再評価は始まったばかりだと述べた。
    イタリアとポルトガルを除き、ユーロ圏の債券利回りはほぼ低下。前日に付けた2週
間ぶり高水準を付けた独10年債利回りは5bp下げて0.45%となった
。
    

    
 (い)

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