[ロンドン 10日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間11時 48分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.39 0.00 100.39 独連邦債2年物 111.92 0.00 111.92 独連邦債5年物 133.87 +0.05 133.82 独連邦債10年 171.35 +0.21 171.14 物 独連邦債30年 200.18 +0.44 199.74 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.597 -0.002 -0.597 独連邦債5年物 -0.505 -0.008 -0.497 独連邦債10年 -0.236 -0.014 -0.221 物 独連邦債30年 0.311 -0.017 0.328 物 ユーロ圏金融・債券市場では、国債利回りが低下したものの、1週間ぶり高水準近辺 を維持した。中東情勢を巡る懸念が後退し、市場では米中通商関係の改善に再び注目が集 まった。 トランプ米大統領は9日、中国との「第1段階」の通商合意調印について、1月15 日にする予定だが、若干後ずれする可能性もあるとの認識を示した。 トランプ氏は第2段階の合意に向けた交渉が間もなく始まるとしているが、多くのア ナリストは中国が11月の米大統領選後まで待ちの姿勢を取るとみている。 イタリア10年債利回りは5ベーシスポイント(bp)低下の1.33 %。11月の鉱工業生産が前月比0.1%増と予想外に改善したことを受け、一時1.3 1%まで下げた。 ドイツ10年債利回りは1.3bp低下のマイナス0.23%。一時マ イナス0.20%と1週間ぶりの高水準を付けた。 DZバンクのアナリスト、レネ・アルブレヒト氏は利回りが小幅に低下したことにつ いて、中東懸念が市場に依然くすぶっていることが背景とし、「買いの機会として価格は 良い水準だと思う」と述べた。 大半の域内国債利回りは約1bp低下した。 米労働省が10日発表した2019年12月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が 前月から14万5000人増と11月から鈍化し、市場予想の16万4000人増を下回 ったほか、賃金の伸びは鈍化した。これを受け、米国債利回りも低下した。 (い)
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