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ユーロ圏金融・債券市場=独債利回り低下、米インフレ指標受け

    [11日 ロイター] - ユーロ圏金融・債券市場では、ドイツ債
利回りが約2週間ぶりの高水準から低下した。11日に発表された米イ
ンフレ指標は米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩
和の縮小)時期を巡る憶測の新たな手掛かりとはならなかった。
    米労働省が11日発表した7月の消費者物価指数(CPI、季節調
整済み)は前月比0.5%上昇と、6月の0.9%上昇から鈍化。ただ
供給網の混乱が続いていることや、経済活動が回復する中で旅行関連の
需要が大きいことから、全体の物価は依然、歴史的に見て高い水準にあ
る。市場予想も0.5%上昇だった。
    ラボバンクの債券ストラテジスト、リン・グラハム・テイラー氏は
 は米CPI発表後の利回り低下について、「市場は、先週のFRB当
局者の発言などに合致するようなコンセンサスを上回る伸びを期待して
いた」と述べた。
    ドイツ10年債利回りは米CPI発表直後に低下。そ
の後、1512GMT(日本時間12日午前0時12分)時点でマイナ
ス0.458%とほぼ横ばいになった。序盤にはマイナス0.435%
と7月29日以来の高水準を付けていた。
    米CPI発表前にドイツ債が米債を引き続きアウトパフォームした
ことで、米独10年債の利回り差は182ベーシスポイ
ント(bp)と6月以来の水準に拡大した。
    ユーロ圏の期待インフレ率の目安となる5年先5年物インフレスワ
ップは1.69%を上回り、7月30日以来の高水準と
なった。
    南欧債はアンダーパフォームし、イタリア10年債利回りは2bp
上昇。一時0.599%と8月3日以来の高水準を付けた。
    これにより、独伊10年債利回り差は103bpとなった。前日に
7月14日以降で初めて100bpを下回ったことから利益確定の動き
が出たとみられている。
    発行市場では、ドイツが10年債のリオープン(銘柄統合)入札で
33億1600万ユーロを調達した。
    
 <金利・債券>                                            
 米東部時間11時4                                           
 0分                                          
 *先物            清算値  前日比   前営業日  コード
                                        終盤  
 3カ月物ユーロ    100.55    0.00     100.55         
 独連邦債2年物    112.33    0.00     112.33          
 独連邦債5年物    135.26    0.00     135.26          
 独連邦債10年    176.57   -0.02     176.59          
 物                                           
 独連邦債30年    216.26   -0.26     216.52          
 物                                           
 *現物利回り      現在値  前日比   前営業日  コード
                                        終盤  
 独連邦債2年物    -0.749  +0.002     -0.749            
 独連邦債5年物    -0.729  -0.005     -0.760            
 独連邦債10年    -0.464  -0.006     -0.458             
 物                                           
 独連邦債30年    -0.009  +0.001     -0.010             
 物                                           
 

    
 (ーからご覧ください)
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