April 9, 2018 / 1:37 PM / 5 months ago

ユーロ圏金融情勢、株価のボラティリティーに大きな影響受けておらず=ECB総裁

[フランクフルト 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は9日に公表された年報で、ユーロ圏の金融情勢は今年に入ってからの株式市場のボラティリティーによる大きな影響は受けていないとの見解を示した。ECB当局者がこのところの市場の動乱に平静を保っていることが示唆された。

ただドラギ総裁は、ユーロ圏のインフレはECBが目標とする2%近辺に向けて上昇し続けるとみられるとしながらも、経済におけるスラック(需給の緩み)を巡る先行き不透明性を踏まえ、忍耐強くある必要があるとの考えも示した。

ドラギ総裁はECB年報で「インフレは中期的にわれわれの目標に向かっていくと引き続き確信しているが、経済におけるスラックの度合いを巡りなお先行き不透明感が存在している」と指摘。「このため、インフレを確実にわれわれが掲げる目標に戻すために、忍耐強く、持続的で、かつ堅実な金融政策がなお必要となっている」との見解を示した。

株式市場については、市場は突然のリスクの再評価に対しぜい弱となっていたとしながらも、ボラティリティーの影響はこれまでのところ微小となっているとの認識を表明。「こうしたリスクは2018年初頭に世界的な株式市場で具現化したが、現在までにユーロ圏の信用市場に大きな影響は出ておらず、その結果、より広範な金融情勢にも大きな影響は出ていない」との見方を示した。

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