[27日 ロイター] - ロンドン株式市場はほぼ横ばいで取 引を終えた。主要中央銀行の金融政策を決める会合を来週に控え、投資 家は積極的な取引を手控えた。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.60%高。 米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、イングラ ンド銀行(英中央銀行)はそれぞれ会合を来週開き、結果を発表する。 トレーダーは英中銀が50ベーシスポイント(bp)の利上げを決める とみている。 エンジンメーカーのロールスロイスは2.9%下落。新最高 経営責任者(CEO)のトゥファン・アーギンビルギッチ氏がイングラ ンド中部のダービーにある英主要拠点の従業員に同社の業績は「持続不 可能」であり、変化するための「最後のチャンス」に直面していると発 言したのが嫌気された。 一方、FTSE350種石油・ガス株指数は1.1 6%上昇。石油大手のBP、シェルはそれぞれ1.1% 、1.2%上げた。 英スーパーマーケット大手セインズベリーが5.5%上昇 。同社株の3.45%を取得したベストウェイが買収提案は検討してい ないと明らかにしたのが材料視された。 衣料小売りのスーパードライは17.7%下落。通期の利 益見通しを引き下げ、卸売部門の業績低迷でほぼ損益が出ないと予想し たことが嫌気された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7765.15 +4.04 +0.05 7761.11 (ーからご覧ください)
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