[13日 ロイター] - ロンドン株式市場は反発して取引を終え た。ディフェンシブ銘柄の上昇が相場全体を押し上げた。ただ、インフ レの高止まりや景気減速への懸念も根強く、投資家心理は重かった。 FTSE100種は週間ベースで0.41%上昇した。 中型株で構成するFTSE250種指数は13日の取引で2. 26%上昇し、週間では0.52%上げた。 FTSE350種銀行株指数は反発し、3.12% 高。英製薬のアストラゼネカ、グラクソ・スミスクライン(G SK)はそれぞれ3.2%、2.5%上昇。シクリカル(景気 循環)銘柄の酒造大手のディアジオ、英日用品のユニリーバ<UL VR.L>はそれぞれ3.1%、1.6%上げた。 ハーグリーブス・ランズダウンのシニア投資・市場アナリスト、ス ザンナ・ストリーター氏は「新型コロナウイルスのパンデミック(世界 的大流行)が継続する中、確かに製薬はよりディフェンシブ銘柄と見な されている。製薬の需要がなくなることはないので回復力が見られる」 と述べた。 原油価格の値上がりを背景に石油大手のシェル、BP<BP. L>はそれぞれ2.8%、3.6%上昇した。 個別銘柄では、会計ソフトのセージ・グループが3.9% 上昇。決算の上半期利益が市場予想と一致し、下半期以降に利益の増加 傾向が見込まれると発表したことが好感された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7418.15 +184.81 +2.55 7233.34 (ーからご覧ください)
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