[21日 ロイター] - <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終 コード 値 FTSE100 7328.92 +18.04 +0.25 7310.88 種 ロンドン株式市場は反発して取引を終えた。英国のメイ首相が、欧 州連合(EU)離脱を問う2度目の国民投票を実施するかどうかを議会 に問う方針を表明したことでEU離脱の動向に左右されやすいとみなさ れている住宅建設銘柄が買われた。 米国が中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)への制裁 措置の一部に猶予を与えると発表したことで、アジアへのエクスポージ ャーが高い銘柄が値を上げた。 投資家は何週間もの間、英国のEU離脱問題に関する進展を待ち望 んでいた。メイ首相はこの日、「新提案」で2度目の国民投票の可能性 を提示した。FTSE350種住宅建設株指数は1.19 %上昇した。 米国のファーウェイに対する制裁の緩和を受け、金融大手HSBC や保険大手プルーデンシャル、英大手銀行スタンダー ド・チャータード(スタンチャート)などアジアへのエクスポ ージャーが高い銘柄も相場を押し上げた。 英銀大手のロイズとバークレイズも上昇した。小 売りで国内最大手のテスコが、住宅ローン融資の事業を止める としたことが買い材料だった。競争が減ることで、利幅が圧迫されてい る状態が和らぐとの見方が出た。 中型株では建設のガリフォード・トライが15.4%上昇 した。中核事業に専念する中で最大350人の人員削減を実施する計画 を発表し、利幅が改善するとの期待が高まった。 工業用部品の販売で国内最大のエレクトロコンポーネンツ は7.8%上昇し、7カ月ぶりの高値をつけた。通期利益が市場予想を 上回ったことが好感された。 アイルランドのヘルスケアサービス企業、UDGヘルスケア<UDG.L >は6.8%上昇し、8カ月超ぶりの高値をつけた。2019年の調整 後利益見通しを引き上げたことが好感された。 (ーからご覧ください)
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