[11日 ロイター] - ロンドン株式市場は反発して取引を 終えた。コモディティー(商品)関連株が買われたのが相場を押し上げ た。FTSE100種指数の終値は2018年8月以来、約4 年5カ月ぶりの高値。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.67%上げ た。 FTSE350種保険株指数は6.31%と大幅下 落。保険金支払い請求の急増で2022年の最終配当を取りやめた保険 のダイレクト・ラインが23.5%と急落。英自動車保険アド ミラル・グループも6.8%下げた。 AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は「配当を支払わ ず節約することは現金を保持する一つの方法だが、収入のために(ダイ レクト・ライン)株式を所有している何千人もの年金受給者は満足しな い」と述べた。 銅価格の値上がりを背景に鉱業株指数は0.67% 上昇。サウジアラビアと英国とのパートナーシップによる新たな採掘機 会への期待も買いを後押しした。 石油大手のシェル、BPはそれぞれ1.2%、0. 7%上げた。 他に好調だったのは小売りのJDスポーツ・ファッションで 7.0%高。昨年12月のクリスマスまでの6週間の総売上高が急増し たと報告したことが好感された。 一方、サイバーセキュリティーのダークトレースはと大き く14.6%下落。見込み顧客が商品の試用により消極的になったとし て、売上高見通しを引き下げたことが嫌気された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終 コード 値 FTSE100種 7724.98 +30.49 +0.40 7694.49 (ーからご覧ください)
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